思春期の平均身長と成長期の肥満とダイエット
身長は、思春期に大きく伸びます。
思春期が訪れるのは、平均的に、男性が11歳半、女性が10歳です。
増加する身長は、この時期、男性で平均的に25センチメートル、女性で20センチメートルです。
年齢 | 男子の成長率(平均) | 女子の成長率(平均) |
---|---|---|
7~8才 | 5.7cm | 5.5cm |
8~9才 | 5.3cm | 5.3cm |
9~10才 | 5cm | 5.6cm |
10~11才 | 5cm | 7.3cm |
11~12才 | 5.6cm | 7.4cm |
12~13才 | 8.6cm | 4.2cm |
13~14才 | 8.7cm | 2.2cm |
14~15才 | 4.5cm | 1.1cm |
思春期の到来=身長の伸びが止まる
思春期の到来がはやく来た場合は、十分に身長が伸びずに、早く身長の伸びが止まってしまう場合があります。
骨端線が膨張
身長が伸びるというのは、骨が伸びることをさします。
骨端線と呼ばれている軟骨が膨張することで身長は伸びます。
骨端線が骨化すると身長は伸びなくなる
男性は18歳位まで、女性は16歳位までに思春期を終え、骨端線が閉じます。
骨端線が完全に骨化して大人になると骨の成長が止まるだめ、基本的に身長は伸びなくなります。
思春期を迎えるのが遅い場合には、一般的に身長が高くなる可能性が高まります。
骨端線を成長させるには
骨端線が成長する要素は、深い睡眠、アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの栄養素を十分に体内に取り入れることです。
また、適度な運動も大切です。
ストレスを溜めないことも大切です。
- 深い睡眠
- アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの栄養素を摂る
- 適度な運動
- ストレスを溜めない
極端に太っている子供は成長ホルモンが出にくくなってしまいます。
そのため、身長が伸びにくくなります。
また、肥満の状態は、皮下脂肪にある酵素が骨の成熟を促すホルモンを生成するため、早いうちに骨が完成し、身長の伸びが止まってしまう可能性が高まります。
成長期の肥満とダイエット
成長期の時期になると、身長が伸びたり、体つきなども性別にあった成長をとげていきます。
また、成長期の時期では、食事などもそれなりにしっかりと食べることも重要なポイントでもありますが、肥満などに悩むこともあるでしょう。
成長期のダイエットは栄養の不足や偏りに気を配りましょう
体質的なものや、単純に食べ過ぎによるもの、運動不足などさまざまな原因も考えられますが、痩せたいからといって、成長期は無理なダイエットは禁物です。
食事制限などをすることで、体重を減らすことにもなりますが、成長期の時期に、栄養が偏ってしまったり、必要な栄養が不足してしまうと、成長に関してさまざまな悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
子供は痩せやすい
子供は、大人よりも基礎代謝2~3倍高い傾向にあると考えられているため、子供は痩せやすいともいえます。
そのため、太らない生活をするために、ある程度生活習慣や食生活を見直す必要はありますが、過度なダイエットは控えるようにするといいでしょう。
体に必要な栄養がしっかりと補えるような食生活
大切な成長期の時期に、過度なダイエットをして体調不良などを起こしてしまうことはあまりよくありません。
健康的な生活が送れるように、また、体に必要な栄養がしっかりと補えるような食生活を心がけていくことが重要であり、また、太らない生活を維持していくためにも必要なことです。
>>身長を伸ばす食事について<<